FX自動売買ソフトと聞くと胡散臭いようなイメージを持つことがあると思いますが、すでにFX取引経験者のうち44％の方がシステムトレードに移行していることが初心者からでもはじめやすく効果が高いことが証明されています。それでは、FXのシステムトレードや自動売買にはどのような種類のものがあるかご説明します。

１．自動売買・システムトレードの種類

FX取引に関する自動売買の種類は大別すると4つです。

パソコンにインストールするタイプでプログラミングをしストラテジーを開発する「プログラム型シストレ」タイプ。WEBベースのプラットフォームとなる新しい「選択型シストレ」タイプ。そして、選択型シストレをアレンジした「独自型シストレ」タイプ。

最後に自動発注機能などの「自動発注機能型シストレ」となります。

ソフト型の自動売買では、プログラミングを行うことで独自のテクニカル指標の作成や過去データでの検証が可能となります。選択型や国産型のシステムトレードでは優秀なプロトレーダーが考案したストラテジーを選び運用していきます。

２．プログラム型シストレ

代表的な存在はMetaTrader 4 （メタトレーダー）です。

このまま読むと長いのでMT4（エムティーフォー）として明記されることが多いですね。

MT4は50以上のテクニカル指標や多くの機能を搭載しています。あなたは無料で完全に利用することができ、操作性やパフォーマンスに優れインディケーター（テクニカル指標）を使った取引や、EA（Expert Advisor）を取り入れた自動売買も行うことができます。

もちろん、チャートソフトとして裁量取引にも活用することができます。

３．選択型シストレ

代表的な存在はMirror Trader（ミラートレーダー）です。

自動売買業界最大手として知られるインヴァスト証券のシストレ24が代表的な存在ですね。FX取引で利益を得るには、知識や経験や時間がどうしても必要です。この常識を覆したのが「選択型シストレ」と呼ばれるサービスです。

あなたはプロが開発したストラテジー（ストラテジー）による自動売買で本格的なトレードを実践することが可能となります。

ただ、選択型シストレは人が作ったストラテジーを利用するので改良することができません。このデメリットを補ったのがパートナーズFXやちょいトレFXに代表される「ユーザー設定型シストレ」となります。

４．自動発注機能型シストレ

自動発注機能型シストレは今もっとも流行っている自動売買のスタイルと言えます。

イフダン注文(IFD)、リピートイフダン注文(RIFD)、トラップリピートイフダン注文、iサイクル注文などでオリジナルのトレードスタイルを確立します。

外為オンラインのiサイクル注文やパートナーズFXの連続予約注文などが人気を集めています。

５．自動売買・システムトレードの選択は段階に合わせて

初心者から〜中級者の方は「選択型シストレ」・「ユーザー設定型シストレ」・「自動売買発注型シストレ」の3つが最適と言えます。

自分で売買ルールを開発する必要はなく、プログラミングの知識も一切必要ありません。

すでに自動売買・システムトレードのご経験がある方は、プログラム型シストレで経験を深めてくのがベストと言えるでしょう。FXソフトまにあはこのサイトを2008年から運営していますが、始めた当初はこのソフトウェアタイプが主流でした。2010年あたりから、より簡単な選択型シストレに人気が移行しているように感じています。

最後に

自動売買・システムトレードと一口に言っても、あなたはこのように複数の種類から選ぶことができます。

FX取引の経験や気付きや段階が同じだったとしても、情報を多く持っている方が有利になります。是非、自動売買・システムトレードには複数の種類があると覚えておいてくださいね。例え1つのシストレで思い通りの結果が出なかったとしても、それは相性が合わなかっただけの可能性もありますから。